Fiduciary Duty Declaration お客さま本位の業務運営宣言
レジアスインパクト株式会社(以下、当社)は、金融庁の定める「顧客本位の業務運営に関する原則」に基づいた業務運営を行うため、ここに「お客さま本位の業務運営に関する方針」を定め、当社の企業姿勢である「不屈不撓」の精神のもとお客さまの安心を第一に考え、保険代理業を通じてお客さまから学び、お客さま本位のサービスを提供し、豊かで活力のある社会の発展に貢献します。
当社は、当該方針だけでなく係る評価指標<KPI(取組成果の指標)>を定め、その内容を公表するとともに取組状況を定期的に検証・評価し、今後より良いお客さま本位の業務運営を実現するために適宜方針内容の改善を図ります。
2023年6月
レジアスインパクト株式会社 社員一同
代表取締役 横山 健一郎
方針1.当社の企業理念・経営ビジョンの浸透
当社は、全社員が当社の企業活動の社会的な意義を自覚するために、中長期計画に明示している企業理念の浸透に努めています。保険代理業を通じて「お客さまから学ぶ」姿勢の実践を経営理念に掲げ、もって誠実で公正な保険募集を心がけています。企業理念・経営ビジョンの浸透こそがお客さま本位の業務運営に関する原則の定着につながると考えます。
≪実現に向けた取り組み≫
① 企業理念は、社内会議や研修において経営陣・幹部が語りかけ、その理解と実践を図ることを社内に浸透させています。
② お客さまのご意向を把握し、お客さまに寄り添い、お客さまの「安心・安全」が末永く続くことを追求します。
それがお客さまとの信頼関係を深め、ひいては当社の成長につながるものと考えています。
取組成果の指標
ご契約手続きのお客さまアンケート
方針2.お客さまの最善の利益の追求
お客さまにとっての最善の利益とは、最適な保険を選択いただき、事故や災害、傷病など不慮の事態が生じたときに、お客さまが困窮することがないようにすることと考えます。そのために、時代とともに変化するリスクへの知見を高め、最善のコンサルティングサービスを提供するため努めてまいります。
≪実現に向けた取り組み≫
① 当社は、全社員の商品知識やリスクマネジメント等の専門知識を高めていくために、定期的な社内勉強会、研修を実施しています。
② 当社の社員は常に「利他の精神」でお客さまに向き合うために、「自分がお客さまだったら」と自ら問いかけて行動する企業文化を育んでいます。
取組成果の指標
ご契約手続きによるお客さまアンケート
専門的知識の習得(社内研修等の実施状況)
各種資格試験取得状況
方針3.利益相反の適切な管理
当社の目指す「あるべき姿」は、お客さまの「トータルリスクマネージャー」であり「トータルライフプランナー」を信念とし、常に専門知識の習得に努め、お客さまが不利益を被ることがないよう、最適・最善の提案を心がけてまいります。
≪実現に向けた取り組み≫
① お客さまのご意向を適切に把握し、保険商品や補償・保障の選定理由等を「営業日報(募集記録簿)」「意向把握・確認シート」等で記録し、お客さまが利益を損ねることのないよう一定期間保存し、管理しています。
② 当社は、元受保険会社から支払われる代理店手数料にとらわれることなく、商品選定や情報提供を行い、満期更改や契約内容の見直しに際しては、お客さまの利益を最優先するために、適宜適切に補償・保障内容や特約の見直しを行い、お客さま本位の業務運営となるよう管理いたします。
取組成果の指標
専門知識の習得
ご契約手続きによるお客さまアンケート
方針4.重要な情報のわかりやすい提供
当社は、保険商品・サービスの販売・推奨等において有益な情報を適宜適切に提供することに努めてまいります。
≪実現に向けた取り組み≫
①「保険金がお支払いできるケース、お支払いができないケース」などのように、お客さまにとって重要な情報については、商品パンフレットや重要事項説明書だけでなく、保険会社が作成するチラシ等を用いて事例を挙げて情報を提供し、お客さまがご理解いただけるよう努めています。
② 専門的な内容の情報提供に関しては、お客さまにわかりやすい表現や語句を用い、真にご理解いただけたかを確認しながら保険募集にあたるよう心がけています。
③ ご高齢や障がいをお持ちのお客さまに対しては、最善の心配りとより一層丁寧に対応するために社内ルールに則した募集を徹底いたします。ご親族の同席依頼・複数回の面談・複数募集人による面談を行ったうえ、お客さま対応記録を点検し、きめ細やかな保険募集を推進しています。
取組成果の指標
お客さまの声の収集と点検および業務改善内容
高齢者・障がい者対応記録の点検
方針5.お客さまにふさわしいサービスの提供
当社は、お客さまにとって最もふさわしい保険商品を選択していただくために、お客さまとのコミュニケーションを図り、ご要望やニーズ・リスクを的確にとらえ、環境の変化も把握して、クォリティの高いサービス提供に努めてまいります。
≪実現に向けた取り組み≫
① お客さまに適切な保険商品やサービスをご提供できているかを検証するために、お客さまアンケートを積極的に収集しています。
② リスクの高い生保契約(変額保険・外貨建保険)については、お客さまの資産状況・ご職業・年収・金融商品購入歴に加え、お客さまのご意向などを把握させていただき、当社独自の『特定保険契約 意向把握・確認シート』に記録、保存し、検証に役立てています。
③ 当社は、独自の事故センターを本社に設置しており、より専門性の高いサービスの提供を行い、事故受付け記録を保険会社と共有し、きめ細やかな対応を心がけています。また、支店においては、支店ごとに事故を受付けていますが、事故センターとの連携によりサービス向上を図っています。
取組成果の指標
ご契約手続きによるお客さまアンケート
損保 満期更改継続率
生保 契約1年未満の解約・失効率
方針6.社員に対する適切な動機付けの枠組み
当社は、お客さまの満足を高めるため、法令等を遵守し、サービスを継続的に提供できる社内体制を整備し、適宜、見直し改善します。お客さまの「安心・安全」をお守りすることを使命とする当社の社員が、いきいきと働ける環境をつくり、一人ひとりが成長することによりお客さまからさらに信頼される企業を目指してまいります。
≪実現に向けた取り組み≫
① この方針を会議・研修の機会に社内に周知徹底し、個別の点検でその理解度を評価します。
② 社員評価制度は、営業実績に限らず、会社方針への取組度、社内・社外での協力関係の構築、法令や諸規則の遵守、資格の取得状況を評価の対象としており、公平・公正であるように適宜見直しを行っています。
③ 営業職(無期雇用)の給与は歩合制ではなく固定給とし、お客さま本位の業務運営を実現し利益相反の防止を徹底しています。
④ 毎週勉強会を開催し、商品知識・募集プロセスの技能・コンプライアンス等、専門知識の習得、募集スキルアップのための教育プログラムにより人財育成を推進しています。
⑤ 社員の保険商品の知識およびクオリティの向上に向け、保険募集に関する資格の取得を推奨しています。
取組成果の指標
各種研修実施回数および内容の開示
各種資格取得者数の開示
方針7.地域社会への貢献
当社は「住みやすい街づくり」を信念として、地域の自治体・商工団体等と連携し、防災、減災、防犯等の啓発活動に取り組むとともに、スポーツ・文化活動を支援して明るく活気ある地域づくりに貢献しています。社員が諸事業に関わることで、当社の理念である「豊かで活力ある社会の発展への貢献」の意識を高め、社会から共感される企業の一員であることの自覚を醸成してまいります。
取組成果の指標
社会貢献活動実施報告
ご参考
当社は、金融庁が定めた「顧客本位の業務運営方針に関する原則」(以下、「原則」といいます)を採択し、当社の「お客さま本位の業務運営宣言」(以下、「本宣言」といいます)を当社ホームページに公表しています。原則と本宣言の各方針との関係は、以下の対比表のとおりです。ご参考ください。
顧客本位の業務運営に関する原則 | 当社「お客さま本位のFD宣言」における該当箇所 | ||
顧客の最善の利益の追求 | 原則2 | 方針1 方針2 | 企業理念・経営ビジョン |
注1 | 方針2 | ||
利益相反の適切な管理 | 原則3 | 方針3 | |
注1 | 方針3 | ||
手数料の明確化 | 原則4 | 非該当 | 取引形態及び取扱商品の特性に鑑み、取組方針対象外としています |
重要な情報のわかりやすい提供 | 原則5 | 方針4 | |
注1 | 方針4 方針5 | ||
注2 | 非該当 | パッケージとして販売・推奨等する商品の取扱いはありません | |
注3 | 方針4 方針5 | ||
注4 | 方針4 方針5 | ||
注5 | 方針4 | ||
顧客にふさわしいサービスの提供 | 原則6 | 方針5 | |
注1 | 方針5 | ||
注2 | 非該当 | パッケージとして販売・推奨等する商品の取扱いはありません | |
注3 | 非該当 | 当社は金融商品の組成に携わることはありません | |
注4 | 方針5 | ||
注5 | 方針5 | ||
従業員に対する適切な 動機づけの枠組み等 |
原則7 | 方針6 | |
注1 | 方針6 方針7 |